座談会

■シルバー産業新聞 4/10掲載記事より

省力化しスタッフ間の障壁を解消する

山本氏

山本帳票も現状では事業者間で郵便やFAXで送り、それをもとに再入力を繰り返しています。利用者一人に関する全事業者の事務作業は膨大になり、地域全体、日本全体で莫大な無駄が発生しているのです。当社提供のASPではその無駄も大幅に削減できます。

小野沢要はいかにスタッフ間の障壁を取り除き、省力化するかです。当院ではいろいろな職種が、気軽に訪問系のサービスを医師に頼むことができ、クリックひとつで簡単に指示書も出せるようにしています。

同様にクリックするだけで、外部のケアマネジャーの事業所にも指示書がプリントアウトされ、訪問管理指導ができるようにする。訪問看護はまだしも、利用者さんの在宅生活向上のために訪問栄養指導や訪問リハも、もっと活用されるべきだと思っています。ただ私は在宅医療が専門ですからまだ余裕がありますが、外来の医師が訪問系の指示を出すには忙しすぎてかなり無理があります。

そういう問題をシステムで解決する。医師も含め介護に関わる全職員がASPで情報を共有できれば訪問系の指示も行いやすくなります。

川上ASPではケアマネジャーのストレスも緩和されます。地域のケアマネジャーさんが当院の訪問リハを頼もうと思っても病院と聞いただけで敷居が高い。しかしウェブ上で亀田病院の訪問リハが頼めれば、利用しやすくなるでしょう。私も開業医の先生にアポイントを取るのはやはり敷居が高く、いつ電話をすればよいかも分かりません。ウェブ上で依頼できれば相手も見たい時間に依頼内容を見られるし、こちらも意図することを十分に伝えられます。そういうシステムがあれば連携のハードルがかなり低くなります。

小野沢現在は患者さんの在宅の状態をヘルパーさんから直接聞いています。しかしそれは病院のヘルパーステーションに勤務する職員に限られます。他の3カ所のステーションがカバーする利用者さんの話は聞きたいときに聞けません。電話はやはり面倒だし、つながらないこともある。もしそれがサーバーに入力されてあれば必要に応じて見られます。在宅診療においてそのメリットは大きいと思います。

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