5.「医療と介護の連携」における最重要ポイント
菅大量にファックスを誤送してしまう…といったことも。こうしたことが結果的に患者さんやご利用者さんの利益に結びついているわけではなく、また、「個人情報の保護」ばかり強調することによって、連携の際の手間にもなってきている。こうした問題については、どうお考えですか。
受診の際にケアマネがついて行き、担当医と顔を合わせる
岡島連携のとりくみの方法としては、ご利用者さんの受診の際にケアマネがついて行き、担当医に会ってあいさつをして、ケアプランをお渡しするようにしています。
菅一度、顔を合わせれば。
土橋そう。おっしゃるとおりです。ケアカンファレンスもなし、ケアプランの送付もなし、何もしていない、それでいきなり電話はないでしょう。ただし、ケアカンファレンスが難しければ、「在宅医療」「訪問診療」の際に立ち会ってもらったりしていただければ良いと思います。
岡島訪問診療時間に合わせて訪問することも多いのです。
土橋そうです。ちょっと時間を合わせれば。
岡島お邪魔であれば、失礼します。私どもは実際、だいたいそうして顔を合わせるようにしております。
土橋すると、次は病院に直接来てもらっても、電話があっても、「ああ、そうか」というように、話が通じる。
岡島そのために、最初にお会いすることが必要ですよね。
菅そういった取り組みをノウハウとして伝えている事業所もあって、最初に名刺交換をして次からはメールで相談をもちかけて。そこで話がスタートする。このノウハウは、さらに広がっていってほしいと思います。
土橋こうした方法が浸透して、それがケアマネの収益・収入・報酬につながっていくべきなのです。
岡島1つのプロセスとしてそれがシステムに組み込まれれば。
菅そうですね。1回でいいんです。そこで、「来てもらって、本当にすみません」と。お互いに。
一同そうそう。
苛原私も訪問の際には、在宅サービスを提供している方と名刺交換をすることは多いですね。
岡島いつまでも先生にお目にかからずに訪問診療をつづけてもらっているようなことは、ほとんどないですよね。
阿部でも、こうしたやりとりが全国的に行われているのかというのは、少々疑問です。地域によるものではないかと。
土橋今後の在宅ケア、多職種協働には、ケアマネは、在宅サービスだけでなく、通院などの時にも医師との接点がもてるといいですね。
岡島通院でも、というのは、大きなポイントですよね。
阿部なんでもかんでもケアマネの仕事、というわけにはいかないので、それに対してきちっと評価がつくなど、今後ケアマネを支えるシステムが必要です。そうでなければ、「あなたはできるけれど…」で終わってしまいかねません。
岡島とにかく、ケアカンファレンスにいく手前の入口を大切にすべきです。
ひとたび顔が見られれば、なんでもスムーズにいきますよね。
一同そうそう!


