カナミックの介護システムを選定した理由
クラウド型ASPを使いたかったというのがひとつにありました。ここで起業するときに探していてクライアントサーバ型は嫌だったんですよ。というのは起業時はあまりお金の無い事業所だということもあったのですが、結局クライアントサーバ型は会社内じゃないと使えないじゃないですか。モバイルPCを使ってサーバから情報をコピーしてその訪問する人の内容だけ持つやり方もありましたが、結局モバイルの中で更新してもメインサーバはその内容を戻さなければならないわけです。それでは皆が最新の情報を共有することができない。そう考えると訪問看護ではクラウド型が最適だと思います。
どのように活用しているのか
緊急時にどこでもタイムリーに患者さんの情報がつかめなければいけないですし、ステーションが大規模化していったときに、全ての患者さんの情報をパッと頭の中で思い浮かべることは難しいですよね。うちの緊急は当直制ではなくオンコールで皆が緊急の電話を持っていて、それを受けた人がその患者さんに対して応えていくなり、訪問していくなりしなくてはならないので、そのときに現地で情報を確認できれば一番わかりやすいんです。薬のことに関してもカルテを見て、カナミックのシステムから薬の情報を見て「この薬は出ているからここはこうなっているんですね」と、初めてお会いする患者さんであってもまるで「ずっと知っていた」みたいなことができるわけです。
訪問先からタブレット端末などで記録する様子
皆が同じ情報を共有することで利用者様もすごく安心されます。よく「私はあのスズキですが分かっていますか」と言われ、スズキさんっていっぱいいるんですけどもそういった時に「はい、こういった病気で今までこういう訪問看護を受けているスズキさんですよね」とわかって言うことができるのも、カナミックの良さですね。他にもASPタイプのメーカーはありますが、請求業務が中心になっています。ソフトの内容として、計画であったりとか日々の記録であったりとか、そういう実際の訪問看護の業務に必要なところが欠けているソフトが多かったです。カナミックの優れているところは単なる記録や請求のソフトだけで終わらず、色々と活用ができる点が便利だし面白いです。
まだ神奈川県はサテライトが出来ないんですけれども、他都道府県ではサテライトが大丈夫なところも多いのでサテライト事業所にしたときに管理者が一元的に各サテライトの記録であったりとか勤怠であったりとか、そういったところを見ていくためにもカナミックのシステムは非常に有効なツールだと思っています。実際に、私が海外に出張していたときにも、パソコンからカナミックのシステムを利用して、記録を見てリアルタイムに何が起こっているのかを全て把握し、スタッフに指示を出すことが可能でした。わざわざメールしなくてもコミュニティに「こうなっているんだけどこれはどうなのかしら」と書いて、すぐに回答も得ることができるので、スタッフとしてはすぐそばにいて叱られているような気持ちになれたんじゃないかなというふうに感じます。そういう意味でも、カナミックのシステムを使っていて本当に良かったと思っています。
それと、これから支店を増やしていった場合に、管理者が一元的に見ていく事が出来るというところも優れていますね。今は居宅と通所、訪問看護と3事業で利用していますが今後ヘルパー事業所の方も加え、併せて4事業全てを一元的に使わせていただこうと思っています。
